子猫を迎える前に事前準備しておくべきこと

子猫を迎える前に事前準備しておくべきこと

新しい家族として子猫と一緒に暮らすことを想像すると、とても楽しみですよね。

一方で、子猫を飼うことが初めての人は、子猫を迎える前に「どんなグッズを準備しておいたらよいのか」や「どんなことに気をつけたらよいのか」など、不安になる人も多いのではないでしょうか。

あたり前ですが、子猫としても飼い主の家は初めての環境になるため、緊張し不安を感じることでしょう。

これからお迎えをする子猫にとって安心・安全に暮らしてもらうためにも、子猫を迎える前にしっかりと事前準備をしておくようにしましょう。

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子猫と暮らすための環境を作る

部屋を見渡す子猫

子猫と暮らすための環境作りとして、大事はポイントは2つあります。

1つ目は、子猫を飼うために必要なグッズです。子猫を飼うことが初めての人は、イチから猫用グッズを揃える必要がありますので、この記事を参考にしていただきながら、購入忘れのないようにしておきましょう。

2つ目は、子猫に最適な部屋作りです。人間が暮らす分には快適に過ごせていも、子猫にとっては快適ではない場合があります。掃除や整理整頓など部屋作りで気をつけるべきポイントを把握しておきましょう。

子猫を飼うために必要なグッズ

おもちゃで遊ぶ子猫

まずは子猫を飼うために必要なグッズを揃えましょう。

必要な猫用グッズは意外と多いため、子猫を飼うことが初めての人にとっては少し大変かもしれませんが、これから一緒に暮らす子猫のためにも購入忘れのないようにしておきましょう。

イチから猫用グッズを揃える場合、ものにもよりますが2万円〜4万円が相場と言われていますので、費用の目安として把握しておくとよいでしょう。

下記が子猫を飼うために必要な猫用グッズです。

  • ケージ
  • ご飯・フード
  • 食器(フードボウル・ウォーターボウル)
  • トイレグッズ(トイレ本体・スコップ・猫砂・おしっこシート)
  • ベッド
  • 冷暖房グッズ(毛布・冷却シートなど)
  • おもちゃ
  • キャットタワー
  • 爪研ぎ
  • 爪切り
  • ブラシ・クシ
  • シャンプー
  • 除菌消臭スプレー
  • キャリーバッグ・キャリークレート

ケージ

ケージは猫と飼い主にとって安全な空間・自由な空間を確保するために必要なものです。

子猫に限らず成猫になってからでも、飼い主がご飯を食べるとき、お風呂に入るとき、寝るとき、外出するときなど、飼い主が見守れない状態のときなどに利用をします。特に生後3ヶ月未満の子猫の場合は、基本的にケージの中で育てる必要がありますので、ケージの用意をしておきましょう。

ケージの選び方としては、高さのあるケージを選ぶとよいです。ケージの中にいるときでも、ジャンプによる上下運動でストレスの発散ができるためです。棚板があり、2段以上(できれば3段以上)の高さがあるケージがおすすめです。また、トイレやベッドが入るサイズかどうかもケージを選ぶ際の確認ポイントです。

ケージはお迎え当日からすぐに利用するため、必ず前日には組み立てておくようにしましょう。

猫にケージは必要?おすすめのケージの選び方を紹介

ご飯・フード

子猫のご飯・フードは、基本的にはブリーダーやペットショップで今まで食べていたものを継続して与えるのがよいでしょう。いきなりご飯が変わってしまうと、子猫によっては食べてくれなかったり、お腹を壊したりする可能性があるためです。もし、どうしても他に与えたいご飯がある場合は、今までのご飯に混ぜてあげて、その配分を少しずつ増やしていくやり方がおすすめです。

猫のご飯の変え方と食べないときの対処方法

食器(フードボウル・ウォーターボウル)

猫用のフードボウル(ご飯皿)やウォーターボウル(飲み水皿)の用意をしておきましょう。

食器の選び方としては、基本的には高さのあるものを選ぶとよいです。低いと食べにくく、猫の首にも負担がかかるため、ある程度の高さがある猫用の食器を選ぶようにしましょう。

また、素材の選び方としては陶器製の食器がおすすめです。ステンレス製の食器などはご飯の香りを邪魔してしまうことがあるためです。

トイレグッズ(トイレ本体・スコップ・猫砂・おしっこシート)

トイレグッズとして、トイレの本体はもちろんのこと、猫砂や排泄物をすくうためのスコップなどの用意をしておきましょう。また、システムトイレの場合はおしっこシートも必要になってきます。

自分で一つ一つ選んでいくのもよいですが、トイレによって適した猫砂があるため注意が必要です。メーカーからセットで販売されていることも多いため、セット商品を購入するのもよいでしょう。

ベッド

ベッドは猫が睡眠またはくつろぐときに必要になります。サイズは大きすぎても小さすぎても寝心地はよくありませんので、猫の体格に合うサイズのベッドを選ぶとよいでしょう。

子猫の場合は、すくすくと成長し身体もすぐに大きくなるため、ジャストサイズで選んでしまうとすぐにベッドが小さくなってしまいます。そのため、少し大きめのベッドを選び、内側にタオルやブランケットなどを敷き詰めてサイズ調整をするのがおすすめです。

冷暖房グッズ(毛布・冷却シートなど)

夏場や冬場などに体温調整ができるものとして冷暖房グッズの用意をしておきましょう。夏場には冷却シート、冬場には毛布や暖房ヒーターがあると、子猫が快適に過ごせるはずです。特に、猫は寒さに弱い生き物ですので、寒さ対策は万全にしておきましょう。

おもちゃ

猫用のおもちゃの用意をしておきましょう。

おもちゃで遊ぶことでストレスの発散や、運動不足の解消に役立ちます。また、子猫と飼い主とのスキンシップの時間にもなりますので、おもちゃを使ってたくさん遊んであげましょうね。

キャットタワー

猫は上下運動を好むため、キャットタワーの用意をしておきましょう。すぐに必要なわけではありませんが、生後4〜6ヶ月ごろから利用できるようになります。

様々な種類のキャットタワーがありますが、選び方で一番重要なのは高さです。猫種や個体差の性格によって高さを選ぶ基準は変わってきます。活発な性格・猫種の場合はキャットタワーの高さが高いものを、温厚な性格・猫種の場合は一回り小さいキャットタワーを選んであげてもよいでしょう。また、マンチカンなどの短足の猫種の場合は、一段の高さが高すぎるとジャンプができないため、段の高さが低いものがおすすめです。

高さ以外だと、キャットタワーが愛猫の重さに耐えられるか、安定性があるかは必ず確認するようにしましょう。キャットタワーは、猫が勢いよく飛び乗って利用することが多いです。「体重+衝撃」が加わることになるため、これが耐えられる耐荷重かどうかは、ひとつの判断基準になるでしょう。

また、同様にキャットタワーに勢いよく飛び乗ったときに不安定でグラグラしてしまうと、猫がキャットタワー自体を怖がって使わなくなってしまう可能性があります。なによりも、万が一にでも転倒してしまうと、怪我の原因にもなってしまいます。そのため、不安定なものではなく、必ず安定性のあるキャットタワーを選んであげてください。

特に、メインクーンなどの大型の猫種や、多頭飼いをする予定の人は選ぶときに注意しましょう。

猫にキャットタワーは必要?おすすめの選び方と代替手段も紹介

爪研ぎ

猫は定期的に爪を研ぐため、爪研ぎの用意をしておきましょう。

爪研ぎは置型タイプのものやケージや壁に設置するタイプのもの、素材はダンボール製のものや麻製のものなど様々ありますので、部屋の配置を考えながら選ぶとよいでしょう。

爪切り

人間と同様、猫も定期的に爪を切る必要があるため、爪切りの用意をしておきましょう。特に子猫の場合は伸びるスピードが早いため、1〜2週間に1回の頻度で爪を切ってあげる必要があります。

ハサミ型やギロチン型の爪切りがありますが、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。

猫の爪切りのやり方と嫌がる場合の対策を解説

ブラシ・クシ

猫のブラッシングは、毛玉の予防や、ノミやダニなどの寄生の予防につながるため、ブラシ・クシの用意をしておくとよいでしょう。

特に、長毛種の猫は毛球症(毛づくろいのときに飲み込んだ毛が排出されず、胃や腸の中で大きな球状になる症状)になりやすいと言われているため、定期的なブラッシングをしてあげることで予防につながります。

猫の抜け毛で大変!換毛期に注意したい毛球症と抜け毛の対策

シャンプー

猫用のシャンプーの用意をしておきましょう。

猫はきれい好きな生き物のため、自分で毛づくろいをすることで身体を清潔に保ちます。そのため、猫のお風呂の頻度は半年〜1年に1回程度で問題ないと言われています。シャンプーが登場する頻度としては少ないですが、予め用意しておいて損はないでしょう。

除菌消臭スプレー

必須ではありませんが、猫にやさしい除菌消臭スプレーの用意をしておくと便利です。

洗うことが難しいケージやベッド、爪研ぎなどに吹きかけることでいつでも清潔に保つことができます。また、特に子猫のうちはお尻にうんちがついてしまうことが多いため、除菌消臭スプレーなどを使って軽く拭き取ってあげるとよいでしょう。

キャリーバッグ・キャリークレート

キャリーバッグ・キャリークレートの用意をしておきましょう。

子猫のお迎え当日に、ブリーダーやペットショップから家へ移動する際に早速役に立ちます。その他にも、ワクチン接種や健康診断などで動物病院へ移動する際にも利用しますので、必ず1つは用意をしておきましょう。

子猫に最適な部屋作り

きれいに片付けられた部屋

子猫をお迎えする前に、子猫にとって最適な部屋作りをしておきましょう。

場合によっては生活に必要なものが「すぐに手の届くところに置けない」なんてこともあるかもしれませんが、それもこれから家族になる子猫のため。

下記の気をつけるべきポイントを把握して、猫にとっても飼い主にとっても快適な環境をお迎え前から整えていきましょう。

  • 隅々まで掃除をする
  • 小物を置かない
  • 不安定な置物を置かない
  • コードをむき出しにしない
  • 観葉植物に注意

隅々まで掃除をする

子猫は床に落ちている小さなゴミやホコリなど、目につくものは何でも口に入れてしまいます。そのため、お迎え前には必ず部屋の掃除をしておきましょう。普段は目の届かないようなソファーの下やベッドの裏などの狭いところにも子猫は入り込んでしまうため、部屋の隅々まで掃除をしておくのがよいでしょう。

小物を置かない

アクセサリーや置物、文房具などの小物類は、子猫が誤飲してしまわないように表に出しっぱなしにはせず、引き出しの中にしまうようにしましょう。猫の手の届かないところに置くのもよいですが、その際は猫がジャンプ力があることを忘れずに。棚やテーブルの高さくらいなら、すぐに飛び乗れるようになるため注意しましょう。

不安定な置物を置かない

子猫は好奇心が旺盛なため、部屋にある置物で遊んでしまいます。誤って転倒させてしまい、割れた破片などで子猫が怪我をしてしまわないよう、不安定な置物は置かないようにしましょう。花瓶や写真立て、置き時計などは要注意です。

コードをむき出しにしない

子猫は紐状のものが大好きなため、スマホの充電コードやテレビの配線などをむき出しにしてしまうと、子猫は遊び感覚で噛んでしまいます。

家電の故障の原因になってしまうだけでなく、子猫が感電してしまう恐れもあるため、コードを隠すような収納をするか、コードカバーをつけるなどをして、できるだけコードをむき出しにしないように工夫しましょう。

観葉植物に注意

部屋の観葉植物にも注意が必要です。ゆらゆらと動く葉っぱに反応して、子猫が植物を口に入れてしまうことがあります。植物の中には、食べてしまうと嘔吐、下痢、呼吸困難などの中毒症状を引き起こしてしまうものもあるため、猫に無害な植物かどうかを必ず確認しておくようにしましょう。

猫の手の届かない場所に飾っていたとしても「風に揺られて落ちた葉っぱを猫が口にしてしまった」なんて事例もあるため注意が必要です。

まとめ

新しい家族として子猫をお迎えするには様々は準備が必要です。ぜひ、この記事を参考にしていただきながら、子猫にとっても飼い主にとっても暮らしやすい環境を作っていただければと思います。子猫を飼うことが初めての人の不安を少しでも解消できたなら幸いです。

子猫を迎えた初日にやるべきことについては、下記の記事を参考にしてくださいね。

子猫を迎えた初日にやるべきこととやってはいけないこと

この記事の筆者・監修者

猫のいる暮らし編集部

猫のいる暮らし編集部

猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。

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