猫の肛門腺絞りは必要?見極めのサインとやり方を解説

猫の肛門腺絞りは必要?見極めのサインとやり方を解説

猫の肛門腺絞り。聞いたことはあるけどいつやったらよいのか、具体的にどうやったらよいのかわからない人も多いのではないでしょうか?また、肛門はデリケートゾーンのため、うまくできるか不安な人もいるでしょう。

そこで本記事では、肛門腺絞りのサインやり方について解説していきます。

肛門腺絞りとは?

猫の肛門

肛門腺(肛門嚢)は、猫の肛門の左右にある小さな器官のことです。猫がうんちをするときに、この肛門腺から少しずつ分泌液を出すことで、縄張りのためのマーキングに使用したり、猫同士のコミュニケーションに使用したりします。

しかしながら、うんちが柔らかかったり分泌液の粘り気が強いと適切に排出されずに、分泌液が肛門腺に詰まることで肛門囊炎(肛門周囲炎)を引き起こす可能性があります。さらに感染症により化膿すると肛門囊が破裂して肛門嚢膿瘍になることも。

そのため、肛門腺に溜まった分泌物を外部から圧迫して排出する必要がありますが、このケアのことを肛門腺絞りと言います。

猫の肛門腺絞りのサイン

猫のお尻

肛門腺に分泌液が溜まっているかは愛猫の様子をつぶさに観察することが重要です。

次のような行動をしているときは肛門腺に分泌液が溜まっている可能性があります。愛猫の行動をつぶさに観察をして、肛門腺絞りのサインを見逃さないようにしましょう。

頻繁にお尻を舐める

毛づくろいやトイレの後など猫がお尻を舐めることはよくありますが、頻繁に舐めている場合は肛門腺に違和感や不快感を感じている可能性があります。いつもより頻度が多いなと感じたら要注意です。

お尻を地面に擦りつける

猫はお尻を地面に擦りつける行動(お尻歩き)をすることがあります。お尻にうんちがついているときによく見られる行動ですが、肛門腺の詰まりや違和感を感じてお尻歩きをしている可能性もあります。この行動を見かけたら愛猫のお尻をチェックしてあげてください。

猫のお尻歩きとは?お尻歩きをする理由と対処方法

お尻から悪臭がする

肛門腺に分泌液が詰まると独特の悪臭を放つことがあります。うんちの匂いとは違う匂いがお尻からする場合は肛門腺絞りが必要な一つのサインです。

お尻の腫れや赤み

肛門周りに腫れや赤みが見られる場合、肛門腺に溜まった分泌液により肛門囊炎を起こしている可能性があります。定期的に愛猫の肛門に異常がないか観察してあげましょう。

肛門腺絞りのやり方

仰向けになった猫の肛門

肛門腺絞りのやり方は、肛門の左右にある肛門腺に親指と人差し指を当てて、押し上げるように軽く圧迫することで分泌液を絞り出します。肛門はデリケートゾーンのため、飼い主との信頼関係のあったとしても嫌がる猫がほとんどです。暴れて肛門の周りを傷つけないようにしっかりを身体をホールドして十分に注意しながらやってあげてください。

肛門線絞りには技術が必要です。不適切な方法で行うと愛猫に痛みや怪我を与えてしまうリスクもあります。そのため、慣れないうちは無理にやろうとはせず、動物病院でやり方を教わることをおすすめします。

まとめ

肛門腺絞りのサインややり方について解説させていただきました。

愛猫のお尻の違和感を気づくためにも普段から愛猫の様子を観察してあげるようにしましょう。そして、もし異常が見られたら早めに適切なケアを行うことが大切です。

この記事の筆者・監修者

猫のいる暮らし編集部

猫のいる暮らし編集部

猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。

公式SNS:TwitterInstagramPinterest

新着の記事