子猫を迎えた初日にやるべきこととやってはいけないこと

子猫を迎えた初日にやるべきこととやってはいけないこと

いよいよ新しい家族として子猫をお迎えする当日です。

子猫と一緒に暮らすことを想像すると楽しみですよね。一方で、子猫を飼うことが初めての人は「きちんとお世話ができるか」や「家に慣れてくれるか」など不安な気持ちもあるのではないでしょうか。

子猫としても、今まで育ってきた環境から突然新しい環境へと変化するため、不安で緊張をすることでしょう。

そこで本記事では、子猫を迎えた初日の過ごし方を、子猫を受け取るときにやるべきこと子猫の移動中にやるべきこと子猫が家に着いてからやるべきことに分けて説明していきます。また、初日にやってはいけないこともあわせて解説しますので参考にしてください。

すぐに見返せるようにブックマークをしていただけると幸いです。

子猫を迎える前の事前準備については、下記の記事を参考にしてくださいね。

子猫を迎える前に事前準備しておくべきこと

子猫を受け取るときにやるべきこと

お母さん猫と触れあう子猫

子猫のかわいい顔を見ると、すぐに連れて帰りたくなる気持ちになってしまいますよね。

ですが、その気持ちは一度抑えて、まずはブリーダーやペットショップから子猫を受け取るときにやるべきことを確認しておきましょう。子猫が今まで育ってきた環境でどのように過ごしていたかを知ることで、新しい環境に早く馴染めるようになるはずです。

健康状態の確認

まずは子猫の健康状態の確認をしましょう。

特に、子猫の体調は変わりやすいです。数日前に会ったときには元気に過ごしていたとしても、お迎え当日に元気であるとは必ずしも言えません。

健康状態の確認をして、万が一、体調に異常がある場合は、残念ですがその日はお迎えするのは諦めて、元気になってから改めてお迎えすることをおすすめします。体調が悪い状態で新しい環境に移った場合、さらに悪化させてしまう可能性があるためです。

健康状態のチェック項目

  • ご飯は食べているか
  • 飲み水は飲んでいるか
  • おしっこやうんちの排泄に異常はないか
  • 目、鼻、口、耳に汚れなどの異常はないか
  • 皮膚に傷などはないか
  • 血色はよいか
  • 極端に痩せているなど体重に異常はないか

ワクチン接種と寄生虫検査の確認

ワクチン接種と寄生虫検査が済まされているかの確認をしましょう。

ワクチンであれば、接種の回数と次回の接種日についても確認しておきましょう。また、すでに何回かワクチン摂取をしている場合、ワクチン証明書がもらえるので必ず受け取っておきましょう。

食べていたご飯の確認

お迎えしてからもできるだけ同じようにご飯を食べてもらうために、今まで子猫が食べていたご飯の種類と量、回数、食事の時間の確認をしましょう。

特にご飯が変わってしまうと、食べてくれなかったり、お腹を壊したりする可能性があります。そのため、今までのご飯と同じものを用意してあげるのが理想です。

猫砂をもらえるかの確認

今までトイレで使っていた猫砂をもらえるかの確認をしましょう。

子猫のおしっこのにおいがついている猫砂を、自分の家のトイレの猫砂に混ぜておくことで「ここがトイレの場所なんだ」と早くトイレを覚えてもらうことができるためです。

毛布などをもらえるかの確認

今まで使っていた毛布などをもらえるかの確認をしましょう。

自分のにおいがする毛布があることで、新しい環境に移っても安心することができるためです。毛布でなくても、子猫のにおいがついたものであればもらっておくとよいです。

子猫の移動中にやるべきこと

キャリーバッグに入る子猫

いざ子猫を家に連れて帰るときです。

小さい子猫を連れて帰ること。嬉しさとは裏腹に、これがどんなに大変で、気を使うことなのかを痛感するタイミングでもあるでしょう。子猫のことを第一優先で考えてあげて、子猫への負担がないように心がけてください。

キャリーバッグ・キャリークレートを使う

子猫を連れて帰るときは、事前に用意をしておいたキャリーバッグ・キャリークレートを利用するようにしましょう。

ペットショップによっては簡易的なダンボールのバッグをもらえることがありますが、しっかりとした作りで、通気性のある専用のキャリーバッグ・キャリークレートを利用することをおすすめします。

毛布を入れる

猫は寒さに弱い生き物です。そのため、冬場の寒い時期には寒さ対策としてキャリーバッグ・キャリークレートに毛布を入れてあげましょう。

このときに今まで子猫が使っていた毛布を入れてあげると、安心感をプラスしてあげることができます。

おしっこシートを敷く

今まで育ってきた場所から外に出るため、子猫によっては突然の環境の変化により、びっくりして粗相をしてしまう可能性があります。そのため、キャリーバッグ・キャリークレートの中に、吸水性のあるおしっこシートを敷いてあげるとよいでしょう。

移動手段は問わず移動時間はできるだけ短くする

自家用車、タクシー、バス、電車、徒歩など、移動手段は適したものであればどれでも問題ありません。しかし、満員バスや満員電車の場合は、混雑により子猫に衝撃を与えてしまう可能性があるためおすすめしません。バスや電車でないと家に帰ることが難しい場合は、混雑時を避けた時間帯になるように、事前にブリーダーやペットショップと調整をするようにしましょう。

また、やむを得ない事態を除き、子猫を連れて帰るときは真っ直ぐに家に帰るようにしてください。「子猫を連れて帰りながら買い物をする」なんてことがないように、用事がある場合は事前に済ませておくことをおすすめします。子猫への負担がないように、移動時間はできるだけ短くすることを意識しましょう。

できるだけ揺らさずに移動する

子猫の負担を最小限にするためにも、キャリーバッグ・キャリークレートで移動中の際はできるだけ揺らさずに移動するようにしましょう。

また、衝撃を与えることもよくはありませんので、キャリーバッグ・キャリークレートで子猫を移動するときは、そっと運ぶようにしてあげてください。バッグ・クレートを持ち上げるとき、床に下ろすときも衝撃が加わりやすいので注意が必要です。

できるだけ騒音の少ないルートで移動する

車のエンジン音や、工事現場の音などの大きな音は、子猫がびっくりしてしまいます。できるだけ騒音の少ないルートで移動するようにしましょう。場合によっては難しいこともあるかもしれませんが、子猫のケアとして意識しておくとよいです。

子猫が家に着いてからやるべきこと

毛布にくるまる子猫

長い道のりを経て、ようやく自宅に到着です。

ついつい、触ったり撫でたりと子猫に構ってしまいそうになりますが、子猫にとって重要なのは新しい環境に慣れることです。いち早く新しい環境で安心できるように、子猫が家に着いてからやるべきことを抑えておきましょう。

ケージに入れる

到着したら、まずはケージに入れてあげましょう。

ケージの中には、ベッドやトイレ、飲み水を用意してあげてください。ベッドにはもらってきた毛布をおいてあげると、自分のにおいで安心しやすくなるでしょう。また、トイレにはもらってきた猫砂を混ぜてあげると、早くトイレを覚えることができます。

しばらく様子をみる

新しい環境に慣れてもらうためにも、しばらくは様子を見てあげましょう。

好奇心が旺盛でケージの中をクンクンと嗅ぎながら歩き回る子猫や、緊張してしまいケージの隅っこでうずくまる子猫など様々です。ここでの様子をみることで、子猫の性格がわかるかもしれませんね。

じっと見つめてしまうと子猫が緊張してしまうので、ほどよい距離感で見守ってあげるようにしてください。

遊んであげる

ケージの中が慣れてきたら、少しの間ならおもちゃを使って遊んであげるのもよいでしょう。

遊んであげることで子猫の緊張感がほぐれ、飼い主とのスキンシップも取ることができます。

ここで注意したいのは、手や足を使って遊ぶことです。手や足を使って遊んでしまうと「飼い主の手や足は噛んでもよい」や「手や足を噛むと遊んでもらえる」と覚えてしまうため、遊ぶときはおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。

ご飯をあげる

事前に確認をしておいた時間になったらご飯をあげましょう。

あげるご飯の種類や量についても、まずは今までの食事の通りにあげるとよいでしょう。もし緊張してご飯が食べないようなら、少し時間をおいてから、またご飯をあげてください。それでもなかなかご飯を食べてくれないようなら、ブリーダーやペットショップへの相談をしてみてください。

初日にやってはいけないこと

ソファーの下に隠れる子猫

子猫を大切にするからこそ、特に初日はほどよい距離感を保たなければいけません。子猫との距離を縮めたいのにたくさん構ってあげられないのは、飼い主として辛いところですよね。

初日にやってはいけないことを参考にしながら、少しずつ子猫との信頼関係を築くようにしていきましょう。

過度なスキンシップ

かわいいからといって、初日から子猫に過度なスキンシップをするのはおすすめできません。

子猫にとっては何もかもが大きな環境の変化です。まずは、子猫が新しい環境に慣れてもらうことを優先させてあげましょう。そのときは、間近でじっと見つめているのではなく、子猫が緊張しないように遠くから見守ってあげるようにしてくださいね。

また、飼い主との信頼関係もまだ構築できてはいないでしょう。自分が知らない人から触られることに対して恐怖心がある子猫もいます。子猫とのスキンシップは、子猫が環境に慣れてきて、周りのことに興味を持ち始めたタイミングからするようにしましょう。

いきなりご飯を変える

初日から、いきなり子猫のご飯を変えてしまうのはおすすめできません。

子猫のご飯は、基本的にはブリーダーやペットショップで今まで食べていたものを継続して与えるのがよいでしょう。いきなりご飯が変わってしまうと、子猫によっては食べてくれなかったり、お腹を壊したりする可能性があるためです。環境の変化に加えて、食事まで変化してしまうと人間でもなかなか辛いですよね。

もし、どうしても他に与えたいご飯がある場合は、今までのご飯に新しいご飯を少し混ぜてあげて、徐々にその配分を増やしていくやり方がおすすめです。

スムーズなご飯の変え方

下記を参考にしながらスムーズにご飯を変えるようにしてください。最低でも1週間以上かけて、ゆっくりとご飯を切り替えてあげてくださいね。

期間の目安ご飯の配分
1〜2日目今までのご飯:変えたいご飯=7:3
3〜4日目今までのご飯:変えたいご飯=5:5
5〜6日目今までのご飯:変えたいご飯=3:7
7日目〜今までのご飯:変えたいご飯=0:10
猫のご飯の変え方と食べないときの対処方法

ケージから外に出す

初日から子猫をケージの外に出して、部屋の中を探索させてしまうのはおすすめできません。

部屋の探索中に、子猫がソファーの下やベッドの裏などに入ってしまい、出てこれなくなることがあるためです。また、部屋のゴミやホコリ、小物類を誤飲してしまう可能性もあります。

まずはケージの中の探索から。初日から部屋の探索はさせずに、ケージの中が慣れてきたら徐々にケージの外に出してあげるようにしましょう。後日に部屋の探索をさせてあげるときは、ちゃんと子猫を見守ってあげるようにしてくださいね。

まとめ

子猫を受け取るときにやるべきこと、子猫の移動中にやるべきこと、子猫が家に着いてからやるべきこと、初日にやってはいけないことに分けて説明をさせていただきました。

お迎え初日はやることが多くて大変ですが、これもかわいい子猫のため。初日は特に距離感を大切にしながら、子猫との幸せな暮らしをスタートしていただけると幸いです。

この記事の筆者・監修者

猫のいる暮らし編集部

猫のいる暮らし編集部

猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。

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