子猫のためのトイレトレーニングの仕方としつけのポイント
- 暮らし方・育て方
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- by 猫のいる暮らし編集部
初めて子猫をお迎えするときに必要な飼育・しつけの一つにトイレトレーニングがあります。子猫のうちにきちんとトイレを覚えてもらえないと成猫になっても粗相をしてしまったり、ストレスを与えるきっかけになってしまうことも。
そこで本記事では、トイレトレーニングの仕方やしつけのポイントについて解説していきます。
トイレトレーニングが必要な理由

猫と一緒に暮らしていくにあたって、きちんとトイレを覚えてもらえないと様々な問題が出てきてしまいます。
部屋が汚れてしまう
トイレの場所を覚えないと、部屋の壁や床、ソファーやベッドなどの家具の上でおしっこやうんちをしてしまうことがあります。毎日のように粗相をするようになってしまうと、汚れやにおいが蓄積してしまい、悪臭の原因に。毎日の掃除も大変ですし、お気に入りの家具がダメになってしまうのも悲しいですよね。
猫の健康問題のリスク
猫が部屋のあらゆる場所でおしっこやうんちをしてしまうと、飼い主が場所を特定することが難しくなります。そのため、掃除の手が行き届かず排泄物が放置されると、細菌や寄生虫が繁殖しやすくなり、そこから感染症のリスクが高まります。
猫にストレスを与えてしまう
猫は清潔な環境を好む動物です。トイレの場所が明確でないと、ストレスを感じやすくなります。これにより不安や攻撃的な行動につながる可能性があり、猫の精神的な健康状態に悪影響を与えることがあります。
トイレトレーニングの仕方

子猫のトイレトレーニングの仕方は比較的簡単だと言われています。
猫は本能的に砂場や柔らかい土に排泄をし、手で掻いて排泄物を埋める習性があります。そのため、この習性を利用して、猫砂の入ったトイレを正しく設置をしてあげれば、自分で覚える子猫も少なくありません。部屋の中でも適切にトイレを行えるようにトイレトレーニングをしてあげましょう。
適切なトイレを選び設置する
まずは猫の大きさに合ったトイレを選び、部屋の中に設置しましょう。
トイレの大きさの目安は「猫の大きさ×1.5」です。子猫用に小さく浅めのトイレが適していますが、子猫は身体もすぐに大きくなるため、数ヶ月で成猫用のトイレを使えるようになります。そのため、最初から成猫用のトイレを準備しても大丈夫です。その場合は、踏み台やスロープを用意してあげて、子猫がトイレに入りやすくしてあげましょう。
また、トイレを設置する場所は静かで通気性のよい場所がおすすめです。子猫が気持ちよくトイレを使える場所に置いてあげましょう。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
猫のトイレの選び方は?理想的な数や適切な置き場所についても解説トイレの場所を教えてあげる
トイレの場所を知ってもらう必要がありますので、子猫にトイレの場所を教えてあげましょう。猫を抱きかかえてトイレの上に置き、猫砂に足を触れさせることでトイレの存在を認識してもらいます。
また、ブリーダーやペットショップから今までトイレで使っていた使用済みの猫砂をもらっておくことをおすすめします。自分のおしっこのにおいがついている猫砂を、トイレの猫砂に混ぜておくことで「ここがトイレの場所なんだ」と早くトイレを覚えてもらうことができます。
食事後や起床後にトイレに連れて行ってあげる
食事の後や寝起きに排泄することが多いので、このタイミングで子猫をトイレに連れて行ってあげるとよいでしょう。
他にも、床に匂いを頻繁に嗅いだり、ソワソワした行動をしたりする場合はトイレのサインであることがあります。そのため、同様にトイレに連れて行ってあげましょう。
なかなか覚えられないときの対処法

トイレトレーニングをしても子猫がなかなかトイレを覚えられないとき、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- トイレの場所は静かで安心できる場所か?
- トイレの大きさは適切か?
- トイレに入りやすいか?
- 猫砂は好むものをいくつか試したか?
- トイレは清潔に保てているか?
- トイレのサインに気づいてトイレに連れて行ってあげているか?
- 失敗・粗相をしたときにきれいに掃除をしているか?
- 失敗・粗相をしたときに叱っていないか?
先ほども触れた通り、猫は本能的に砂場で排泄をするため、トイレトレーニングをきちんとしても覚えてもらえない場合は、何かしらの健康問題を抱えている可能性もあります。長く続く場合は獣医師に相談して、膀胱炎や尿路結石などの病気がないか確認するようにしましょう。
まとめ
トイレトレーニングは猫と飼い主の双方にとってとても重要なプロセスです。適切なトレーニングを行うことで、猫は安心して排泄でき、飼い主は清潔で快適な家庭環境を維持することができます。もし、なかなかトイレを覚えられなかったとしても、原因を特定し根気強く対応していきましょう。
この記事の筆者・監修者
猫のいる暮らし編集部
猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。
