猫のお尻歩きとは?お尻歩きをする理由と対処方法

猫のお尻歩きとは?お尻歩きをする理由と対処方法

初めて猫のお尻歩きを見たとき、何事かとびっくりした人も多いかもしれません。見慣れるとかわいくも見えるお尻歩き。実は注意するべき行動かもしれないことをご存知でしたか?

そこで本記事では、お尻歩きをする理由対処方法について解説していきます。

猫のお尻歩きとは?

猫のお尻

猫のお尻歩きとは、お尻を床に擦りつけて歩く行動のことを言います。足をピンっと伸ばして前かがみになり、前足でよたよた歩く姿はとてもユニークでかわいくも見えます。

一方で、通常と違う歩き方をしているということは、猫にとって何かしらの異常があるからその行動をしている可能性が高いです。ですので、猫のお尻歩きを見かけたら、その異変の理由を見つけて適切に対処してあげるようにしましょう。

お尻歩きをする理由

猫の開脚

先ほどの説明の通り、猫のお尻歩きには何かしらの理由があります。その理由は大きく二つ考えられます。

お尻にうんちがついている

1つ目はお尻にうんちがついている可能性です。

長毛種の猫や軟便の猫は特にお尻にうんちがつきやすいです。そのため、お尻についたうんちを床に擦りつけて取ろうして、お尻歩きをしている可能性があります。

猫のお尻についたうんちの取り方とつかないための対策

肛門腺に分泌物が溜まっている

2つ目は肛門腺に分泌物が溜まっている可能性です。

肛門腺(肛門嚢)は、猫の肛門の左右にある小さな器官のことです。猫がうんちをするときに、この肛門腺から少しずつ分泌液を出すことで、縄張りのためのマーキングに使用したり、猫同士のコミュニケーションに使用したりします。

しかしながら、うんちが柔らかかったり分泌液の粘り気が強いと適切に排出されずに、分泌液が肛門腺に詰まることで肛門囊炎(肛門周囲炎)を引き起こす可能性があります。さらに感染症により化膿すると肛門囊が破裂して肛門嚢膿瘍になることも。

このような違和感からお尻歩きをすることもあります。

猫の肛門腺絞りは必要?見極めのサインとやり方を解説

対処方法

猫の肛門

お尻歩きをする理由によって対処方法も変わってきます。愛猫がなぜお尻歩きをしているのかの理由を正しく把握してあげてから、適切に対処してあげるようにしましょう。

お尻にうんちがついている場合の対処

お尻歩きをしても猫一人ではなかなかうんちが取れない場合があります。そのため、飼い主がサポートしてうんちを取ってあげましょう。

具体的なうんちの取り方や、うんちがつかないための対策については下記の記事に詳しく書いてありますので参考にしていただければと思います。

猫のお尻についたうんちの取り方とつかないための対策

肛門腺に分泌物が溜まっている場合の対処

この場合は、肛門腺絞りでケアをしてあげましょう。

肛門腺絞りのやり方は、肛門の左右にある肛門腺に親指と人差し指を当てて、押し上げるように軽く圧迫することで分泌液を絞り出します。肛門はデリケートゾーンのため、飼い主との信頼関係のあったとしても嫌がる猫がほとんどです。暴れて肛門の周りを傷つけないようにしっかりを身体をホールドして十分に注意しながらやってあげてください。

肛門線絞りには技術が必要です。不適切な方法で行うと愛猫に痛みや怪我を与えてしまうリスクもあります。そのため、慣れないうちは無理にやろうとはせず、動物病院でやり方を教わることをおすすめします。

猫の肛門腺絞りは必要?見極めのサインとやり方を解説

まとめ

猫がお尻歩きをする理由は「お尻にうんちがついている」か「肛門腺に分泌物が溜まっている」かの2つが考えられます。それぞれで対処方法は変わりますので、原因を特定してからしっかりと対処してあげましょう。

この記事の筆者・監修者

猫のいる暮らし編集部

猫のいる暮らし編集部

猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。

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