猫のお尻についたうんちの取り方とつかないための対策

猫のお尻についたうんちの取り方とつかないための対策

トイレ後の愛猫のお尻に「うんちがついていた」なんてことはありませんか?お尻の毛に絡まってなかなか取れなかったり、無理に取ろうとすると愛猫が嫌がったりと意外とケアが大変なこの問題。

そこで本記事では、お尻についたうんちの取り方うんちがつかないための対策について解説していきます。

お尻にうんちがついてしまう猫の特徴

猫のお尻

どうして猫のお尻にうんちがついてしまうのでしょうか?それにはいくつか理由があります。

長毛種

ペルシャやラグドールのような長毛種の猫は、短毛種に比べてうんちが毛につきやすいです。特にお尻や毛や腿周りの毛は長くふわふわしていて柔らかいため、物理的にうんちが付着しやすく、そして絡まりやすくなってしまいます。

うんちの姿勢

猫によっては変わった姿勢でうんちをする猫もいます。猫砂の上で座ってうんちをするのが一般的ですが、トイレに捕まりながら立ってする猫もいます。その変わった姿勢から、うんちがお尻や腿の毛についてしまうことがあります。

軟便

軟便(柔らかいうんち)のときはうんちに水分が多く含まれているため、その分どうしても毛や肛門の周りにつきやすいです。また、軟便の場合はうんちのキレが悪いため、そのまま肛門に付着する場合もあります。

お尻についたうんちの取り方

抱っこされている猫

お尻にうんちがついていると、猫にとっては常に毛が引っ張られる状態になるためストレスの原因になります。そのまま放置してしまうと毛が絡まり毛玉になってしまうことも。

また、自分で取ろうとしてお尻歩き(お尻を床に擦りつけてうんちを取ろうとする行為)」や、毛づくろいをしてうんちが口に入ってしまうこともあります。猫の唾液には殺菌作用があるため少量であれば問題はありませんが、定期的に塊を摂取してしまうなら話は別です。

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そのため、愛猫のお尻にうんちがついてしまったときは、飼い主がサポートして取ってあげましょう。具体的なうんちの取り方は、下記を参考にしてください。

1.優しく抱きかかえて落ち着いてもらう

お尻や後ろ足の周辺はデリケートゾーンです。そのため、信頼関係のある飼い主であっても触ると嫌がる猫も多いです。まずは、猫を優しく抱きかかえてあげて落ち着いてもらいましょう。

2.蒸らしたホットタオルを押し当てて柔らかくする

特に時間が経っている場合は、うんちが毛にこびりついて固まっていることもあります。そのままうんちを取ろうとすると、毛も一緒に引っ張られてしまい猫に負担を与えてしまいます。そのため、蒸らしたホットタオルを押し当てて、うんちを柔らかくしてあげましょう。

3.ティッシュで優しくうんちを掴んで取る

うんちが柔らかくなったら、ティッシュでうんちを直接掴んで取ってあげましょう。なかなか取れない場合は無理に引っ張らずに、再びホットタオルを押し当ててうんちを柔らかくしてあげてください。

どうしても毛にこびりついている場合は、スリッカーブラシなどで少しずつうんちを取るようにしてあげてください。一気に取ろうとすると毛が引っ張られて痛いので、少しずつ取ってあげることがポイントです。また、スリッカーブラシは先が尖っているので、デリケートゾーンの皮膚や肛門に直接当たらないように気をつけましょう。

うんちがつかないための対策

猫砂を変えてあげている飼い主

うんちは毎日するものだから、毎回のようにうんちがお尻についてしまうと、猫もストレスを感じてしまいますし、ケアする飼い主も大変ですよね。そのため、頻度が高い場合はうんちがつかないための対策をしてあげましょう。

うんちがついてしまう原因を特定した上で、原因に対してきちんと対策してあげることが大切です。

お尻の周りの毛をカットしてあげる

特に長毛種の猫でうんちが毛に絡まりやすい場合は、お尻の周りの毛を少しカットしてあげることをおすすめします。毛を短くしてあげることで、うんちが毛に付着しにくくなります。

猫のお尻の周りはデリケートゾーンです。とても繊細で敏感な場所なので、毛を切るときに嫌がったり、場合によっては暴れてしまうこともあります。間違って皮膚を傷つけることがないように、しっかりとホールドしてから注意してカットしてあげてください。慣れないうちは動物病院でカットしてもらうこともおすすめです。

トイレや猫砂を変えてあげる

変わった姿勢でうんちをしている猫の場合は、トイレの大きさや置いている場所、使っている猫砂が気に入っておらず、そのため落ち着いてトイレができていない可能性があります。まずは、十分なトイレの大きさであるか、落ち着いてトイレができる環境に置いているかを確認しましょう。猫砂については猫によって好き嫌いもありますので、愛猫に合う猫砂をいろいろ試してあげるとよいでしょう。

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軟便の場合は動物病院に相談する

軟便の場合は、いくつか原因が考えられます。

  • 水分の取りすぎ
  • 食べすぎ
  • ご飯が合わない
  • ストレス
  • 病気・感染症

一過性のものであればあまり心配はいりませんが、軟便が何日も続くようであれば動物病院での受診をおすすめします。受診の際は「いつから軟便が続いているか」「食べているご飯」「水はどれくらい飲んでいるか」などを記録しておいて、獣医師へ伝えられるようにしておくとよいでしょう。

まとめ

うんちがお尻についてしまうと猫にとってもストレスですし、飼い主にとってもケアが大変ですよね。

もし、日常的にうんちがついてしまう場合は、原因を特定して対策をしてあげましょう。猫にとっても飼い主にとってもお互いにストレスのない生活をしていけるとよいですね。

この記事の筆者・監修者

猫のいる暮らし編集部

猫のいる暮らし編集部

猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。

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