猫がトイレの猫砂で遊ぶ理由とその対策
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- by 猫のいる暮らし編集部
愛猫が猫砂で無邪気に遊ぶ姿はかわいいですが、飼い主からすると「毎日のように散らかして掃除が大変」と思っている人も多いのではないでしょうか。また、猫砂を手で転がして遊んでいるだけならまだしも、猫砂を口に入れて遊んでいると「誤飲しないか」と心配にもなってしまいますよね。
そこで本記事では、猫がトイレの猫砂で遊ぶ理由や猫砂で遊ぶ対策について解説していきます。
猫がトイレの猫砂で遊ぶ理由

一重に猫砂で遊ぶと言っても、身体に猫砂をこすりつけて遊ぶ場合と猫砂を持ち運びコロコロと遊ぶ場合で理由が異なります。
身体に猫砂をこすりつけて遊ぶ場合
猫が身体に猫砂をこすりつけて遊んでいる場合は、マーキング行動や身体についた害虫を落とすための行動が理由であることが多いです。この行動は本能的な習性でもあり、もともとは砂漠の砂で行われていたため「砂浴び」と呼ばれています。特に、猫砂の形状がサラサラと砂のように小さい粒のものは、砂浴びをしてしまうことが多いようです。
おしっこやうんちなどの排泄をする場所なので、飼い主としては「においや汚れが身体についてしまわないか」や「衛生面が心配」など、どうしても気になってしまいますよね。
猫砂を持ち運び転がして遊ぶ場合
猫が猫砂を持ち運びコロコロと転がして遊んでいる場合は、退屈であることや遊び足りないことが理由であることが多いです。猫砂をおもちゃのように遊ぶことで、遊び足りない欲求を発散していると考えられています。
猫がトイレから猫砂を持ち運ぶ方法は、肉球の間に猫砂の粒が挟まった状態でジャンプをすることで、トイレの外に猫砂を持ち運びます。最初はその気はなくてもトイレの後にたまたまこの経験をすることで猫砂の持ち運び方を覚えてしまうんですね。一度覚えてしまうと、猫砂を持ち運ぶためだけに何度もトイレに入っては出るという行動を繰り返す場合もあります。
その他にも、トイレから猫砂を勢いよく手で掻き出すことで、トイレの外に猫砂を散乱させてしまう場合もあります。
床に落ちた猫砂を転がして遊んでいるうちに、猫が誤飲してしまうこともあるため注意しましょう。
もし猫がトイレの猫砂を食べしまったらどうする?原因と対策についても紹介猫砂で遊ぶ対策

愛猫が猫砂での遊ぶ理由や、遊び方によって対策の仕方も異なります。愛猫がどのような理由で、どのように猫砂で遊ぶのかをきちんと確認した上で、次のような対策をしてあげるとよいでしょう。
猫砂を変える
身体に猫砂をこすりつけてしまう場合は、猫砂を変えてみることをおすすめします。
砂浴びは本能的な行動ですのでやめさせることは難しいです。そのため、対象物である猫砂を変えてあげることが効果的です。猫砂の粒が小さくサラサラとしているものは砂浴びをしてしまいやすいため、粒が大きい猫砂に変えてあげることで砂浴びの対策になるかもしれません。
また、今使っている猫砂がたまたま愛猫が遊びたくなるような大きさ・素材である可能性も考えられます。その場合も、猫砂を変えてあげることで対策ができるかもしれません。同じような大きさの猫砂でも、素材が違うだけでピタッと遊ぶことをやめる猫もいますので、愛猫にあった猫砂を探してみましょう。
猫砂を変えた後は、今まで通りきちんとトイレができているかも確認してください。慣れない猫砂が原因で、猫がトイレを我慢してしまう可能性があるためです。
猫砂ガードやトイレカバーをつける
手で猫砂を勢いよく掻き出してしまう場合には、猫砂が飛び散ることを防ぐための猫砂ガードやトイレカバーをつけることをおすすめします。そもそも猫砂が散乱しないような環境にしてあげれば、猫砂で遊ぶことも減ることでしょう。掃除の手間も減るので、飼い主にとっても嬉しいですよね。
トイレマットを敷く
器用に肉球の間に猫砂の粒を挟んで持ち運んでしまう場合には、猫砂ガードやトイレカバーをつけても上手に猫砂を外に持ち運んでしまうことがあります。そういうときは、トイレマットを敷いてあげることが効果的です。
トイレマットは猫砂マットや猫砂キャッチャーとも呼ばれ、マット自体が目の粗いメッシュのような構造になっているものが多いです。飛び出た猫砂がメッシュの隙間に入ることで簡単には取り出せなくなるため、物理的に猫が猫砂で遊べなくなる環境を作ることができます。猫砂で遊べないことを学習していくことで、次第に猫砂を肉球で挟んで持ち運ぶこと自体も減ってくるでしょう。
一緒に遊ぶ時間を作る
対策をしても猫砂で遊んでしまったり、遊ぶような素振りをしてしまうような場合には、普段から愛猫が遊び足りていない可能性が考えられます。猫が退屈な状態だと身近なもので遊んでしまうからです。
もし、心当たりがある場合は、愛猫と飼い主が一緒に遊ぶ時間を作ってあげることが一番の対策になるかもしれません。愛猫とスキンシップを取る時間を十分に作ってあげて、猫砂で遊ぶ頻度に変化があるか様子をみるようにしましょう。
叱ることはNG

愛猫が猫砂で遊んでいたとしても叱ることは絶対にやめましょう。「トイレに入ったこと」や「トイレで排泄をしたこと」に対して叱られたと勘違いしてしまうからです。一度、勘違いをしてしまうとトイレを我慢するようになったり、トイレ以外でおしっこやうんちをするようになってしまう可能性があります。
愛猫のためにも叱ることはせずに、猫砂で遊ばないような環境を作ってあげることで対策をするようにしましょう。
まとめ
愛猫が猫砂で遊んでしまうことが原因で、ひどい場合だと飼い主がストレスを抱えてしまうこともあります。愛猫との幸せな暮らしを実現していくためには、どちらかが我慢をし続けるのではなく、お互いとって暮らしやすい環境を作っていくことが大切です。なぜ猫砂で遊んでしまうのか、愛猫の気持ちを正しく理解することで、適切な対策をしていけるとよいですね。
この記事の筆者・監修者
猫のいる暮らし編集部
猫を愛して数十年。現在は1匹のラグドールと一緒に暮らしています。
ペット業界での従事経験、獣医師の方への取材経験、愛猫との暮らしで得た経験から、みんなの「猫のいる暮らし」をより豊かにするために執筆させていただいています。
